カナダ渡航とそれに伴う短歌
カナダ校外学習の隙間時間に詠んだ短歌です。そこまでカナダ関係ありません。
- 飛行機が離陸し腕を握られて自分が女と忘れかけている
- この国も車の音は変わらない安心したから今だけ寝れる
- 深夜四時 それでも車は流れてて私は辞書で性愛を引く
- 4時半になって眠気は消えていくもともと眠くはなかったけれど
- 物寂しいときのほうがうまくなる短歌を捨ててしまいたくなる
- 君といないときのほうが君のこと好きな自分がいるのを知ってる
- 遠くから鳴り響いてくるパトカーの音が違くて泣いてしまった
- どうしても君にあいたいときがあるもちろんあいたくないときもある
- そういえばそういうことが許される国であったか銃弾を蹴る
- 物は言わないと伝わらない国で知った好きは物ではないこと
- 私には家族は他人なんだから他人は全員家族なんだよ